相続発生時に公表された平均値で評価する

公社債とは、国や地方公共団体、会社などが、資金を調達することを目的として発行する有価証券のことです。さらに公社債のうち割引発行の公社債とは、券面価額を下回る価額で発行する債券のことを指します。割引発行の公社債を相続すためには、その評価額を算出する必要があります。また評価方法は、割引発行の公社債の種類によって異なります。以下では、①証券取引所に上場されている割引発行の公社債、②日本証券業協会によって、売買参考統計値が公表される銘柄として選定された割引発行の公社債、③その他の割引発行されている公社債、この3種類の評価方法を説明します。
まず①上場されている割引発行の公社債の評価額は、「相続発生時に公表された最終価格×券面額÷100」の計算式により算出します。
次に②その参考統計値が公表される銘柄として選定された割引発行の公社債の評価額は、「相続発生時に公表された平均値×券面額÷100」の計算式で算出します。
最後に③その他の割引発行されている公社債については、「{その公社債の発行価格+(券面額-発行価格)×発行日から償還期限までの日数に対する発行日から相続発生時までの日数の割合}×券面額÷100」の計算式で算出できます。
相続発生時に公表された平均値で評価できるのは、②の場合だけではなく、①においても相続発生時に公表された平均値が最終価格より少ない場合には、その値を使って評価額を計算することができます。

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